2025-03-16 30キー内外の記号キーの配置の違いについて考察
from キーマップを考えている
2025-03-16 #キーマップ研究
QWERTY 配列 と 大西配列 の併用を前提としたときのキーマップの難しさ
30 キーの内側に存在する記号キーが違う
qwerty では右手小指下に / or ? キーが居るんだけど、大西配列ではこのキーは 30 キーの外側にいる
大西配列では代わりに - or _ が左手人差し指右横にいて、/ or ? は 30 キーの外側に居る
実は 30 キーの内側に居るキーは QWERTY 配列のローカライズ版でも変化しているのでちょっと参考に見てみよう
https://docs.oracle.com/cd/E19253-01/819-0400/new-357/index.html
これは ISO 配列ベースだけどある程度参考になりそう
特徴的なのは北欧のキーボード(デンマーク語, フィンランド語 あたり)
https://gyazo.com/4b6cdee2c77a1d480962505d49de1510
, or < / . or > ではなく , or ; / . or :になっている。
追い出された < と > は デンマーク語では\ とまとめられて z の左に居た。
フィンランド語は |とまとめているのでこのあたりはちょっと違うけどいずれにしても 30 キーの外に居る
https://gyazo.com/17d1e19a536112e20b018c0b8747a7b5
shift したときの文字が変化するのは JIS で見ていたけどこういうのもアリなのか、たしかにそうだ。
- or _ が / or ? の位置にあうrのも賢い
また 32キーこそ、キーボードのゴッズナンバー を前提に大西配列を考えると、qwerty の T と Y の位置のキーを使わないことになる
32キー配列では 28 + 親指 4 キー
すると追加で . or > と ; or : キーが外側に行ってしまう
普及版大西配列では 30 キー前提になっている
普及版大西配列における日本語タイピングの既知の問題、Z の位置が微妙